べっ甲工芸 磯貝 一

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isogai_k_s1.jpgべっ甲は古く奈良時代の正倉院の宝物の楽器の琵琶、その他の物に使用されていました。

べっ甲の特徴は軽い為に使いやすい、それからつやの独特な光具合が魅力だと思います。また東京都指定の伝統工芸品に認定されています。



磯貝 一 / 作品

べっ甲工芸 / 工程

名 前:磯貝 一
工芸品:べっ甲工芸
住 所:墨田区横網2-5-5
略 歴:昭和16年 東京墨田区横網生まれ

昭和35年 高等学校卒業後、父・磯貝庫太の元でべっ甲細工の修行に入る
昭和42年 東京べっ甲工芸品協同組合主催の作品コンクール金賞受賞
昭和61年 東京都知事より技術功労を表彰される
平成 元年 すみだマイスターに認定
平成14年 墨田区登録無形文化財に認定

仕事のこだわり:時代に合った作品を作りたいと思っています。べっ甲は布(ふ)も種類も多く有り色々考えながら組合せると面白い作品が作れます。

作業においては仕上りが良くないと良い作品になりません。仕上りには時間をかけて良い作品になるように心掛けております。

 

■ 少年時代

isogai_h2.jpg 墨田区横網に5人兄弟の長男として生まれる。3歳の時、東京大空襲で父の田舎の群馬県富岡市に疎開、また母方の鶴見(生麦)に疎開し、昭和20年春に現在の住居となる横網に戻ってきました。二葉小学校、両国中学校在学時代は友人とよく浅草に遊びに行ったり、隅田川で泳いだりしました。(あの頃は隅田川はきれいでした)

当時から物作りは得意で、飼っていた伝書鳩の小屋は自分で作りました。けん玉や腕相撲が得意で今でもなかなかの腕前です。  写真:作業場にて

■ 職人になるきっかけ

高等学校卒業後、長男だった私は特に抵抗もなく父の仕事であるこのべっ甲工芸の技術を習得し、家業を継ぐものと考えました。

■ 職人になってから現在

isogai_h5.jpg 家業を継いで早43年になります。昭和52年に家内の助言もあって横網に自分たちの店舗を構えることになり、最近(平成12年)では鎌倉の二階堂にも小さいギャラリーを開設しました。

趣味は詩吟で、こちらも30年以上続けており、生徒さんの数も増えています。

写真:家族で




■ 職人哲学

作品1つ1つに完璧な仕上りを求めて、丁寧に仕上げ、べっ甲独特の色合い、つや、高級品らしさを生かした作品を作ること。

■ 私の目標・夢

isogai_h4.jpg 10年前からワシントン条約によりべっ甲の材料の輸入が禁止となりました。早期の輸入再開を望んでいます。それまでの間、所有する材料を大切に使用して、より良い作品を作りたいです。

ありがたいことに、息子(30歳)が三代目として私の後継者となるので、彼が私を越える腕のいい職人になるよう、技を伝授したいです。

■ 連絡先

bekko_ha.jpg氏 名:磯貝 一
住 所:墨田区横網2-5-5(小さな博物館・工房ショップ)
電 話:03-3625-5875
FAX:03-3622-1537
メール:isogaibekko@gmail.com
URL:http://isogai-bekko.jp