江戸小紋 中條 隆一

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 江戸小紋とは、伊勢白子の型紙によって染められた細かい文様のことをいいます。江戸小紋には鮫、通し、行儀など、多種多様な柄があり、驚くほど細かくて精緻な文様が特徴です。

江戸小紋は江戸時代初め、武士の礼装である裃に用いられてから大きな発展を見せ、町人文化の栄えた江戸中期には一般の人々にも浸透していき、現在に至っています。



中條 隆一 / 作品

江戸小紋 / 工程

名 前:中條 隆一
工芸品:江戸小紋・江戸更紗
住 所:東京都墨田区八広2-26-9
略 歴:昭和16年生まれ

昭和34年 有限会社 大松染工場入社
昭和41年 代表取締役社長 2代目就任
平成 2年 経済産業省指定伝統的工芸品 東京染小紋伝統工芸士に認定
平成 8年 伝統的工芸品産業の振興に貢献、関東通商産業局長より受賞、東京都知事より感謝状与寄与
平成10年 すみだマイスターに認定
平成11年 工房ショップオープン・江戸小紋博物館開館
平成14年 東京都江戸更紗伝統工芸士認定
平成15年 自立事業採択
平成16年 POLAミュージアムアネックス個展 開催
平成16年 和装を楽しむ会 開催
平成17年 水天宮三愛画廊個展 開催
平成17年 優秀技能賞受賞東京マイスター認定(東京都知事より表彰)
平成18年 墨田区伝統的手工芸技術保持者認定(墨田区長より表彰)
平成19年 伝統的工芸品産業功労者表彰 経済産業大臣賞 拝受
平成20年 厚生労働省「現代の名工」卓越した技能者 拝受

仕事のこだわり:東京染小紋(江戸小紋)は、遠くから見ると一見無地に見え地味に見えますが近くで見ると繊細な柄が染めてあり、遊び心が隠された熟練された技を必要とするのです。
 白生地から出来上がりまで一貫した作品作りです。全工程気が抜けず、特に20cm前後の 型紙を13m弱連続してつなげて型付けをすることが一番難しい作業です。 気候にも左右され毎日毎日が“考えて”作業方法を変えていきます。

 

■ 少年時代

mise1.jpg 染物屋に生まれましたが自宅と工場が離れていた為、中学生の頃から工場に遊びに行くことが多く、工場には犬・鳩・七面鳥・ガチョウ・サル・鯉・金魚等沢山飼っていたので学校が終わってから工場に行くことが楽しみでした。又、型付けの仕事を見ていると、仕事が終わってから職人さんに映画に連れて行ってもらえる楽しみもあった。このような少年時代があったので、何の抵抗もなく自然に江戸小紋染の職人の仕事に染まっていくことが出来た。  写真:江戸小紋博物館案内


■ 職人になるきっかけ

mise2.jpg 働きながら大学に行き、大学では山岳部に所属し山登りに没頭しました。両足で一歩一歩登っていく忍耐を学び感謝しています。
  私が25歳の時、父が病気で亡くなったのがきっかけで職人、家業の代表者となり現在に至っております。今でも父の好きな言葉「かたつむり そろそろ登る不二の山」を教訓として心に刻み込んでいます。

写真:工房ショップ・江戸小紋博物館入口





■ 職人になってから現在

tennai.jpg 私が18歳で入社した時、着物産業は一大産業として輝いていた時です。私が一番苦労した事は、当時手間賃だった職人さんの雇用問題で、父亡き後、他の工場へ引き抜かれて移動した職人さんを止める力が25歳の時には無く、親方としての風格が無いことを痛感しました。昭和40年頃、ある問屋さんの社長が「成功する秘訣を教えよう」と言われたことがありました。それは「良い品を安く、早く、大量に染める事」だと言ってましたが、しかし時は流れ現在は違っているように思います。  写真:工房ショップ店内

 「良い品を時代を超えて2代3代と着継がれていく着物を染めなければならないこと」であると思います。
現在では、江戸小紋を身近に親しんでいただく為に体験教室も開催しております。


■ 職人哲学

taiken.JPG 古い文献より型紙を掘り起こし、生かし、継承しながら「江戸小紋の新しいかたち」として新しいものに挑戦していき、水・空気以外のものを染めていこうという気構えで耐えず工場は良き整備をし、後継者の育成に力を入れ、お客様からのすべての要求に応えられる工場にしたいと思っています。年期・年功序列ではなく、新しい図案・型を作る能力と全ての工程が出来る腕を持ちやる気・心・真剣さがなければならない難しい仕事である。



■ 私の目標・夢

yasutaka.jpg 親から子へ、子から孫へと末代まで伝承され、ぬくもり思い出が伝え続けられる江戸小紋染を染めたいと思います。現在、三代目の後継者として中條康隆が職人として修行しています。  写真:三代目 中條康隆



■ 連絡先

edokomon_n.jpg氏 名:中條 隆一
住 所:墨田区八広2-26-9(小さな博物館・工房ショップ)
電 話:03-3611-5019
FAX:03-3611-3533
メール:nakajyo@edokomon-daimatsu.com
URL:http://edokomon-daimatsu.com/