江戸小紋 五月女 利光

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saoto_s2.jpg 江戸小紋の名称はどこから来たのでしょうか?江戸時代から、それとももっと前から。本当はとても新しい名前です。昭和30年に小紋師として初めて人間国宝に指定された故小宮康助氏が文化庁より認定されるに当たり、西の京小紋に対して東の小紋と言う事で「江戸小紋」としたのが始めです。今「江戸小紋」を指す柄としては、微細な柄、例えば鮫、通し、行儀、縞などを言い、単彩で落ち着いた(渋い)色で染められた物を指します。東京の染めは、江戸小紋だけではありません。小紋、江戸更紗、東京無地染め、手描き友禅、ゆかた・手拭い等の注染などなど。

名 前:五月女 利光
工芸品:江戸小紋(東京染小紋)
住 所:墨田区東駒形4-13-13
略 歴:昭和25年生まれ

昭和48年 日本大学商学部経済学科卒業
 同 年  京都市(株)笹辰染工に入社
昭和50年 (有)五月女染工場に入社
昭和52年 国家検定二級染色技能士取得
平成 元年 全国小紋友禅染色競技会技術賞
 同 年  東京都知事より伝統工芸後継者表彰
平成 7年 国指定伝統工芸士認定
平成11年 伝統的工芸品産業振興事業後継者育成指導講師
平成13年 東京都指定伝統工芸士認定
平成14年 東京都伝統工芸功労者表彰
 同 年  東京都染色工業協同組合副理事長
平成16年 東京都優秀技能者(東京マイスター)
 同 年  全国小紋友禅染色競技会経済産業省製造産業局長賞 及び 日本商工会議所会頭賞
平成18年 全国小紋友禅染色競技会経済産業大臣賞
 同 年  第1回きもの文化検定実行委員(試験官)
平成19年 経済産業省関東経済産業局局長賞受賞
 同 年  墨田区登録無形文化財保持者認定
平成20年 全国小紋友禅染色競技会浜縮緬工業組合賞
平成21年 (財)伝統的工芸品産業振興協会平成20年度功労者褒章委員会委員
 同 年  東京都伝統工芸士会会長
 同 年  全国小紋友禅染色競技会優秀賞
 同 年  平成21年度東京都伝統工芸士認定委員
平成22年 (財)伝統的工芸品産業振興協会平成21年度功労者褒賞委員会委員
 同 年  第53回東京都伝統工芸品展検討委員会委員長


仕事のこだわり: 江戸小紋と言われだしたのはいつからでしょうか?

昭和30年に故小宮康助氏が小紋師として初めて人間国宝に認定される際に付けられた名称です。

江戸小紋は、平成21年7月10日地域ブランド(地域団体商標)として特許庁より認可されました。これからも、ここ江戸東京で染められる「江戸小紋」を大切に、オリジナリティーあふれる誂染めを目指して行きたいと思います。

 

■ 少年時代

引っ込み思案で恥ずかしがり屋、無鉄砲で慎重で・・・支離滅裂な子供時代。昭和30年代は、忙しかった時でした。仕事は夜遅くまでかかり、年末の騒然としたある意味殺気とも思える雰囲気。その中で、のほほんと暮らしていた自分。今から思うと呑気で良かったな。

■ 職人になるきっかけ

saotome1.jpg 仕事をやるきっかけは?とよく聞かれる事があります。自分自身よく考えた事はありません。父親は、決して後を継げとは言わなかったし、母親もそうでした。

今から思えば、幼少の時から何となくこの仕事をするんだな・・・と考えていたのかも知れません。大学を卒業するまで好き勝手に気ままに暮らしてきましたが、4年の卒業の時には、自分から京都に行くことを決めていました。何故だか、そうする事が当たり前のように、ごく自然な流れではあったような気がします。その事は今、自分自身にとても役立っていると思っています。

■ 職人になってから現在

saotome3.jpg 職人と言う響きに私は、とても面はゆい思いがします。職人として一人前であろうか?良い仕事は出来ているであろうか?日ごとの問い掛けの繰り返し。明日は良い仕事をするぞと思いながら、また生活に流され後悔の日々。  写真:息子と娘

そんな思いを抱きながら、救われるのは、お客さんの笑顔と良かったと言う言葉です。買い手との「一期一会」(一瞬の出会い)を大切にと思っています。

■ 職人哲学

大それた物は持っていません。大体、私自身崇高な哲学を持つ必要がないと思っています。皆に愛される商品を作る事。一日一日の技術の積み重ね。明日はもっと良いものを作るぞと言う気概。そして、これからやろうとする物への意気込み。いつまでも働ける健康な身体。

■ 私の目標・夢

saotome2.jpg 京都にいる頃は、辻が花染めに引かれ、どうにか出来ないかと色々考えた事もありました。今はどうかと言えば、はなはだ些細な夢で、今一緒に仕事している、せがれと娘が一人前の仕事が出来るように願う事かもしれません。出来れば少しでも長く一緒に仕事をし、今度はせがれと娘の夢が叶うよう、手助け出来れば良いと思っています。   写真:祭り

■ 連絡先

edokomon_s.jpg氏 名:五月女 利光
住 所:墨田区東駒形4-13-13
電 話:03-3622-5680
FAX:03-3623-6270